ポリプロピレンと紙の違いとは?包装の素材について

ホウザイホンポスタッフ、Sです。
今回のテーマは「ポリプロピレンと紙の違いとは?包装の素材について」です。

OPP袋はポリプロピレンでできていますが、紙封筒やガゼット袋は紙でできています。このように包装資材はそれぞれ異なる素材で作られていますが、素材の違いによってどのような特徴があるのでしょうか。今回はポリプロピレンと紙の違いや特徴についてご紹介したいと思います。

【ポリプロピレンの特徴】

ポリプロピレンの特徴を以下にまとめましたので、見ていきましょう。

・価格が安価
・水に強い
・軽量
・かさばりにくい
・透明度が高い

ポリプロピレンでできたフィルムは、光沢が美しく見栄えを良くすることができるので、小物や雑貨類から高級ブランドまで、幅広く利用されています。また、透明度が高いので中身がしっかり見えるのも大きな魅力。
一方、破れにくいのが特徴ではありますが、袋の両サイド(横端)は引き裂き強度が弱く、裂けやすくなっているので包装する際にはご注意ください。また、低温に弱いため、冷蔵・冷凍品の包装には向いていません。

【紙の特徴】

紙の特徴は以下の通りです。

・加熱や冷凍に強い
・印刷しやすく、色々なデザインができる
・空気を含むので衝撃に強く、断熱性がある

紙そのものに印刷して色や柄などのデザインを楽しめるので、TPOに合った紙素材を選ぶのも楽しい時間になりそうです。
ポリプロピレンの弱みである「低温に弱い」という条件を紙素材はクリアしているのがポイントです。
一方、紙素材は水に弱いという最大のデメリットもありますので、水分を多く含んだ食品(野菜・魚など)や、液体などの密閉が必要なモノなどの包装には向いていません。
包装の中身や、その時々の状況によって上手に使い分けられるといいですね。

【まとめ】

今回のテーマは「ポリプロピレンと紙の違いとは?包装の素材について」についてでした。
ご紹介した2種類以外にも、「袋」にはさまざまな素材が使われています。また袋を選ぶ際には、中身や商品に合った素材を選ぶことが大切です。

ホウザイホンポはOPP袋を主軸とした包装、梱包資材の専門店です。生活雑貨、衣料品、文具、手芸品、パンフレット、食品等、多岐に渡る用途にご使用いただける包装資材を取り揃えておりますので、お気軽にお問合せくださいね。