知ってた?OPP袋の製造工程をご紹介!

ホウザイホンポスタッフ、Sです。
今回のテーマは「知ってた?OPP袋の製造工程をご紹介!」です。

皆さんの身の回りにあるOPP袋ですが、実際にはどうやってできているかご存知ですか? 今回はOPP袋が工場でできるまでの工程をご紹介します!

【OPP袋の製造工程】

1.OPP原反を製袋機にセット

OPP袋の材料となるOPPフィルムをロール状に巻いた「原反」と言われるものを製袋機にセットします。出来上がる袋の長さによって原反の幅が変わります。「出来上がりの袋の長さ×2+フタ(テープ部分)」の長さの原反の幅が必要です。

2.原反を三角板で半折する

1枚のOPPフィルムの原反を出来上がりの袋の「表」:「裏+フタ」の長さになるように三角板と呼ばれる大きな三角形の板で折りたたみます。

3.半折部分を超音波装置で折る

「2.」で折りたたんだ部分に、超音波装置で熱を発生させながら更にしっかりと折ります。 ほとんどの場合は超音波装置を使用しますが、アイロンでを使用する場合もあります。

4.糊コマで糊付けする

溶剤でサラサラに溶かした糊にくぐらせた「糊コマ」と呼ばれるローラー状のものでOPPフィルムに糊を付着させます。

5.乾燥機で糊の溶剤を飛ばし剥離フィルムを張り付ける

溶剤糊の溶剤を乾燥機で飛ばし、糊だけをOPPフィルムに定着させます。 その後OPPフィルムに定着させた糊の上に、剥離フィルムを張り付けます。

6.溶断(シール)

熱した刃でOPPフィルムを溶かしながら切断(熱溶断)していきます。 袋の左右で溶断されていくため、「サイドシール」という製袋方法で呼ばれています。

7.スタッカーベルトで排出し規定数でまとめる

溶断され出来上がったOPP袋は1枚ずつスタッカーベルトという沢山のベルトの回転によって送られ、自動で規定数ごとに数えまとめられます。

8.オペレーターによる検品・梱包

まとめられたOPP袋は、オペレーターによって厚みやサイズ、溶断部分の強度など仕上がり状態を検品されます。検品後にクラフト紙で梱包し、ラベルを貼って完成です。

【まとめ】

今回のテーマは「知ってた?OPP袋の製造工程をご紹介!」についてでした。

いかがでしたが?とても身近なOPP袋ですが、さまざまな工程を経て皆さんの元に届いてることは案外知られていなかったのではないでしょうか。どのように作られているのかわかると、使うときにさらに愛着が湧きますね!!!OPP袋をお使いの際はぜひ作られている時のことを思い浮かべながらお使いください!

ホウザイホンポはOPP袋を主軸とした包装、梱包資材の専門店です。生活雑貨、衣料品、文具、手芸品、パンフレット、食品等、多岐に渡る用途にご使用いただける包装資材を取り揃えておりますので、お気軽にお問合せくださいね。

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