ホウザイホンポスタッフ、Sです。
今回のテーマは「環境に優しい!?エコなOPP袋」についてです。
日本だけではなく、世界でも起きている海洋プラスチック問題で、プラスチック製品が悪いもののように思えるような報道やネット上の書き込みがあります。そんな中、OPP袋はリサイクルすることで環境に優しく、循環可能なプラスチック製品であると知っていましたか?今回はそんな「エコなOPP袋」についてご紹介いたします。
■リサイクルとは?3Rとそれぞれの違い
まずリサイクルとはどういう意味で、どういう目的なのか知っていますか?また、プラスチック問題に対して3Rとはよく聞く言葉だと思います。3RはReduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのRの総称です。それぞれの意味は次の通りです。
・Reduce(リデュース)
マイバッグを持参してレジ袋を減らすなどの、ゴミになるようなものを減らすこと。
・Reuse(リユース)
シャンプーや洗剤は詰め替えを行い、ボトルを再利用するなどの、繰り返し使うこと。
・Recycle(リサイクル)
プラスチックを分解し、原料として再利用すること。
そしてこれら目的とは、限りある天然資源の消費を抑制することや、埋立ゴミの処分量を減らすなど、環境への負荷をできる限り軽減することです。
こうした意識を徹底することで、海に流入するプラスチックを減らすことができます。
■OPP袋はなぜ環境に優しいの?
OPP(ポリプロピレン)は加熱すると樹脂が柔らかくなり、冷却すれば硬くなる樹脂であり、その性質から容易にリサイクルすることが可能です。そのうえ燃焼させてもダイオキシンなどの有害物質の発生がないことから、環境に優しいといわれています。
■OPP袋をリサイクル!
細かく切り分けられたOPP袋を溶解炉へ投入し、溶かされたものはすぐに水をつけて冷却されます。冷やされたものを機械で一気に砕いて、ペレット状(粒上)に仕上げます。そして姿形が変わったOPP袋を再生原料として利用することで、さまざまな製品に生まれ変わります。その製品が老朽化すれば、再び溶かして、ペレット状にされ、またさまざまなプラスチック製品となるのです。
このように、OPP袋は正しく分別すれば半永久的に循環し続けることができます。一方、消費者のわたしたちの大切な役割は、正しく分別をすることです。地球環境へ余分な負担をかけたりしないように、ボウサイホンポは今後も環境を意識した包材資材の取り扱いを検討していきます。利用するOPP袋のエコを考えて包装資材を選んでみませんか?ご相談などぜひお気軽にお問い合わせください。